神奈川の滝行スポット|夕日の滝2事業者を比較・大山・箱根の歴史も解説

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夕日の滝の写真

神奈川で滝行ができる場所は?」と調べると、ほぼ必ず出てくるのが南足柄市の夕日の滝です。箱根や御殿場方面にある名爆です。

神奈川県内で定期的に一般向け体験を開催しているのは、夕日の滝での2事業者(が中心です。それぞれスタイルが結構違うので、「どちらで予約するか」の参考情報などをこの記事で整理します。あわせて、大山阿夫利神社・箱根の禊の歴史についても触れます。

この記事でわかること
  • 神奈川の滝行は夕日の滝が中心という実態
  • 足柄修験の会とTAKIGOの違いと選び方
  • 各事業者の料金・予約方法・特徴
  • 大山阿夫利神社・箱根飛龍の滝の禊の歴史
目次

神奈川で滝行といえば、「夕日の滝」

神奈川県内で調べてみると、定期的に一般参加できる滝行体験は夕日の滝(南足柄市)で行っている2つの事業者に集中しています。

他にも大山阿夫利神社や箱根には古来から禊・修行の場として使われてきた滝も複数ありますが、現在は観光スポットや歴史的聖地としての位置づけで、一般向けの体験プログラムは行われていません。

夕日の滝は落差23mの直瀑で、金太郎が産湯をつかったと伝えられる南足柄の名瀑です。芸能人の体験でも知られており、明石家さんまさんと木村拓哉さんのさんタク、オードリー春日さん、ゴールデンボンバーさんなど多数が訪れています。関東のなかでも知名度・実績ともに高いスポットです。

ここに2つの事業者が体験プログラムを提供しており、スタイルがかなり異なります。

夕日の滝 ①足柄修験の会・本格修験道の作法で臨む老舗

足柄修験の会は夕日の滝での滝行体験を長年運営してきた老舗事業者です。

一言で言えば伝統的

般若心経・九字切り・船漕ぎなど修験道の本格的な作法を指導しながら進めるスタイルで、宗教的・精神的な修行体験として臨みたい方に向いています。はじめての方の参加が多く、丁寧な指導があるのでどなたでも参加しやすいです。

空手着の貸し出し・杖・清酒・塩・線香が含まれており、手ぶらで参加できます。

滝行は1人あたり数十秒〜90秒程度を複数回繰り返すスタイル(水量や気候により変動の可能性あり)。東京方面から電車で来て送迎(「新松田駅」から滝まで)もあり、車のない人でも日帰りで参加できます。

項目内容
滝行コース料金6,000円/人(2026年12月末までの限定価格)
※祈祷コース/9000円、宿泊コース/20,000円もあり。こちら要問い合わせ
開催日程公式サイトにてスケジュール確認。毎週3日~5日程度の頻度で開催
予約が埋まる日もあるので早めに予約推奨
所要時間およそ2時間~3時間程度
(例:朝9時新松田駅集合〜12時新松田駅解散)
※時期により集合時間が変わります。間違えないよう要確認
予約方法公式サイトよりメールで事前予約
送迎「新松田駅」から送迎あり
持ち物・体を拭くタオル1,2枚
・濡れても良い履き物(ビーチサンダルNG、つま先が覆われていて脱げにくいもの)
・透け防止のインナー(水着やラッシュガード可)
集合場所①電車で行く場合
小田急小田原線 「新松田駅」南口階段下

②車でいく場合
夕日の滝駐車場(神奈川県南足柄市矢倉沢2230-1)
注意事項前日確認が必須。メールまたはお電話でご一報下さいとのこと。
体調等を含め、ご参加人数と予定通りのご参加が出来るかの再確認が必要。

夕日の滝 ②TAKIGO・現代スタイル・フォト重視の体験

2つ目は、株式会社もりくるが運営するTAKIGOで、2024年4月にサービスを開始し、2026年4月にサイトをリニューアルした新スタイルの事業者です。サイトからして新しいですね。

一言でいえば現代的

こちらもはじめて体験する方が多く、丁寧な指導もあるので参加しやすい点は共通しています。

フォトグラファーによる撮影・写真の無料共有、TAKIGO式呼吸法・森林ヨガを組み合わせたウェルネス的なアプローチが特徴。「記念に残したい」「SNSに投稿したい」「ウェルネス目的で滝行をやってみたい」という方にも向いています。

白装束の無料貸し出しあり、体験時間は約2時間。新松田駅からの送迎対応もあります。

項目内容
料金7,500円/人
3名以上なら6,000円/人
開催日程ほぼ毎日
所要時間約2時間
予約方法公式サイトより予約フォームにて
送迎「新松田駅」から送迎あり
持ち物・体を拭くタオル1,2枚
・濡れても良い履き物(ビーチサンダルNG、つま先が覆われていて脱げにくいもの)
・透け防止のインナー(水着やラッシュガード可)
・水筒(当日、力水を汲んで飲むためのもの)
集合場所①電車で行く方
小田急小田原線「新松田駅」南口階段下

②車で行く方
夕日の滝 滝下駐車場(神奈川県南足柄市矢倉沢2664)
注意事項キャンセル料がかかるので注意(当日100%・前日50%・2日前30%)

足柄修験の会とTAKIGO・どちらを選ぶ?

同じ夕日の滝で行う滝行ですが、2事業者はやや異なるスタイルです。

どちらも初心者でも安心して参加ができ、体験談などを見ると満足度が高いことも共通していると言えます。

参考までに、選び方の目安を整理してみます。

足柄修験の会TAKIGO
スタイル修験道の作法・宗教的修行ウェルネス・フォト重視
料金(1名)6,000円7,500円
料金(3名以上)6,000円/人6,000円/人
写真撮影なしフォトグラファーが撮影・無料共有
滝行スタイル指導スタッフがサポート指導スタッフがサポート
支払い要確認(おそらく当日現金払い?)当日現金のみ
こんな人に本格修行・精神的な体験をしたい記念に残したい・リフレッシュしたい

「修行として真剣に取り組みたい」なら足柄修験の会、「写真に残したい・ウェルネス目的・グループで楽しみたい」ならTAKIGOがそれぞれ向いているかなと思います。3名以上のグループなら料金は同じ6,000円なので、目的とスタイルで選んでください。

周辺には箱根エリアがありますので、滝行は思ってる以上に体力を使いますので、前泊や後泊して観光と合わせるのも最高ですね。

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夕日の滝は箱根温泉エリアから車で約20〜40分。滝行後に観光地でゆっくりしてから帰るのがおすすめです。

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神奈川の禊の歴史的聖地。大山・箱根

歴史も知っておくと、体験の深みも変わると思うので少しご紹介します。

大山阿夫利神社(伊勢原市)江戸の庶民が禊をした霊山

神奈川県伊勢原市にそびえる大山(標高1,252m)は、2,200年以上にわたって霊山として信仰されてきた場所です。江戸時代には「大山詣り」が庶民の間で爆発的に流行し、江戸から多くの人が参詣に訪れたのだそう。そして頂上の本社参詣の前に、山麓の滝で水垢離(みずごり)をとることが習わしとなっていました。

江戸時代の大山詣りで使われた水垢離の滝は『大山六滝』と呼ばれ、なかでも良弁滝・禊の大滝が代表的です。中でも良弁滝は、葛飾北斎の『諸国瀧廻り 相州大山ろうべんの瀧』をはじめ、広重・国芳など多くの絵師が浮世絵に描いた滝行の場として知られています。

また阿夫利神社境内(下社〜見晴台間)にある二重滝も、古来より禊が行われていた行場として知られています。

この辺の滝では、昔から滝行が行われていたんですね。

現在は観光スポット・パワースポットとして参拝者が訪れる場所となっており、一般向けの滝行体験プログラムは行われていませんが、歴史的な禊の場として訪れる価値は十分あります。

大山観光と禊の歴史に興味がある方は、ケーブルカーで阿夫利神社下社まで上がり、登山道を歩きながら二重滝へ向かうルートがおすすめです。

二重滝は「古来より禊が行われていた滝で龍神が現れたという伝承も残っている」と阿夫利神社の公式サイトにも記されていますね。

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大山詣りと禊の歴史に触れる旅に。大山周辺には温泉旅館や宿坊も点在しています。

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箱根・飛龍の滝(足柄下郡箱根町)神奈川最大規模の修行の滝

箱根町畑宿にある飛龍の滝は、上段15m・下段25mと2段に分かれて流れ落ちる神奈川県内最大規模の滝です。鎌倉時代には箱根権現を信仰する行者が、鎌倉街道を進む途中にこの滝に打たれて身を清めたと伝えられています。

現在は「飛龍の滝自然探勝歩道」の散策路沿いにあり、展望地から豪快に流れ落ちる滝を間近で見ることができます(歩きやすい靴かトレッキングシューズ推奨)。一般向けの滝行体験プログラムは行われていませんが、鎌倉時代から続く修行の場の雰囲気を感じながら散策するだけでも十分に価値があります。

箱根観光と組み合わせやすい場所ですね。

まとめ

  • 神奈川で定期的に体験できる滝行は、夕日の滝(南足柄市)の2事業者が中心
  • 足柄修験の会は修験道の本格作法・宗教的修行スタイル(6,000円)
  • TAKIGOはウェルネス・フォト重視の現代スタイル(7,500円・3名以上は6,000円)
  • 大山阿夫利神社・箱根飛龍の滝は歴史的禊の場。現在は観光スポットとして訪れる価値あり
  • 滝行後は箱根温泉が近く、温泉旅として組み合わせやすいエリア

関東全体のスポットと比較したい方は関東の滝行スポット6選も参考にしてみてください。滝行の服装や当日の流れが気になる方は女性の滝行服装ガイド滝行のやり方と作法もあわせてどうぞ。

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行衣の下に着たい|滝行前に準備しておきたい──透け防止インナー

夕日の滝でも行衣の下に目立たないインナーの着用を推奨。速乾素材のスポーツブラ+スパッツが最適です。

よくある質問

Q. 夕日の滝は冬でも体験できますか?
A. 通年開催しています。ただし、集合時間が変わります。足柄修験の会は冬季(11月〜4月末)の現地集合は10:30、新松田駅集合は10:00などと通常期より遅めに設定されています。冬は水温が低く体への負荷が増すため、体調管理を十分にして参加してください。

Q. 足柄修験の会とTAKIGO、どちらが初心者向けですか?
A. どちらも初心者向けの丁寧な指導があります。「雰囲気を楽しみたい・写真に残したい」ならTAKIGO、「本格的な修行体験をしたい・精神的な意味を大切にしたい」なら足柄修験の会がそれぞれ向いています。

Q. 大山で滝行はできますか?
A. 現在、大山阿夫利神社や周辺施設で一般向けの滝行体験プログラムは行われていません。江戸時代から続く禊の歴史の地として参拝・散策することはできます。

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この記事を書いた人

ITワーカーのリサーチキュレーター。「興味はあるけど一歩踏み出せない」気持ちに寄り添いながら、滝行と修行文化について丁寧に調べて、誠実にお伝えしています。

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